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交際して1年ほど、26歳で結婚も現実味を帯びてきた。けれど周りはまだ独身が多く、仕事もこれからで貯金も心もとない。「20代で決めるのは早すぎて、あとで損をするのではないか」。そう迷って検索する人は少なくありません。まず結論から言うと、年齢そのものにデメリットはありません。見るべきは経済的な準備の度合い、二人の合意の中身、交際のなかで相手をどこまで見極められたかの3点です。2025年の平均初婚年齢は夫31.0歳・妻29.7歳(厚生労働省)で、20代の結婚は平均より数年早い側に入りますが、平均から離れていること自体が損得を決めるわけではありません。この記事では、早く決める場合の「得」と「損」を煽らずに整理し、付き合ってから結婚までの期間をどう見ればいいかまで通しで解説します。
20代の結婚は「平均より何年早い」のか、データで位置を確かめる
損得を語る前に、20代の結婚が全体のなかでどこに位置するのかを数字で押さえておきます。厚生労働省「令和7(2025)年 人口動態統計月報年計(概数)の概況」によると、2025年の状況は次のとおりです。
- 婚姻件数: 48万9,119組(前年より4,027組増)、婚姻率(人口千対)4.1
- 平均初婚年齢: 夫 31.0歳・妻 29.7歳
- 離婚件数: 17万9,068組(前年より6,836組減)
平均が夫31.0歳・妻29.7歳ということは、20代前半での結婚は平均より5年前後、20代後半なら1〜3年ほど早い計算になります。ただし「平均」は真ん中の代表値というより、晩婚化した人まで含めて押し上げられた数字です。25歳や27歳で結婚することは、統計上決して珍しい選択ではありません。「平均より早い=損」という思い込みは、まずここで一度外しておくのが出発点になります。
20代で早く決める場合の「得」と「損」を分けて整理する
早婚のデメリットは、感情ではなく項目ごとに得と損に分けて見ると判断しやすくなります。同じ「20代で結婚」でも、人によって効く要素が違うためです。
| 項目 | 早く決める場合の得 | 早く決める場合の損・注意点 |
|---|---|---|
| お金・キャリア | 二人の収入と時間を早くから合算でき、住居費などの固定費を分担できる | 収入がまだ低い時期に家計が始まる。転職・転勤・資格取得など変化が重なりやすい |
| 出産・家族計画 | 妊娠・出産を検討できる期間に余裕が生まれる | 本人たちの準備が整う前に周囲から時期を急かされやすい |
| 相手選び | 交際期間が短くても勢いで決められる | 見極めが浅いまま進むと、価値観のずれが結婚後に表面化する |
| 関係の成熟 | 若いうちから二人で価値観をすり合わせて育てられる | お互いの人格や希望がこれから変わる余地が大きい |
整理すると、20代結婚の「損」の多くは年齢ではなく準備不足から来るものです。裏返せば、経済面の見通しと相手の見極めさえ整っていれば、20代で決めること自体の不利は小さくなります。年齢を理由に急ぐのも、年齢を理由にためらうのも、判断の軸としては弱いということです。
付き合ってから結婚までの期間を20代でどう見るか
「付き合ってから結婚まで何年が適切か」という問いに、一律の正解はありません。大切なのは期間の長さそのものより、その期間に相手のどこを確認できたかです。20代は仕事も生活も変化が大きい時期なので、次の3つが交際中に見えているかを目安にすると、期間の妥当性を判断しやすくなります。
期間中に確認しておきたい3点
- お金の価値観: 貯蓄・浪費の傾向、共働きの継続意思、大きな支出の相談の仕方
- もめたときの解決の仕方: 意見が割れたとき、話し合いで折り合えるか、黙り込む・怒鳴るなどの逃げ方をしないか
- 家族・将来像の一致: 子どもの希望、住む地域、親との距離感
この3点が交際1年でも十分に見えていれば、20代で決めても拙速とは言えません。逆に3年付き合っていても確認できていなければ、期間の長さは安心材料になりません。期間は他人の平均に合わせるものではなく、上の3点が埋まったかどうかで測るのが実際的です。
20代で結婚相談所を使う場合の費用を明細で見る
20代で「結婚を前提に相手を探したい」と考えたとき、選択肢のひとつが結婚相談所です。ここで気になるのが費用ですが、20代・20代後半向けに料金を割り引くサービスがあり、若い世代はむしろ費用面で有利になることがあります。例として、割引のあるオンライン型サービスの1年間の明細を、公式サイトで確認した金額(2026年9月時点・公式サイト確認)で示します。
| 費目 | 通常 | 28歳以下の割引適用時 |
|---|---|---|
| 登録料(初期費用) | 6,600円 | 6,600円 |
| 月会費 × 12ヶ月 | 9,900円 × 12 = 118,800円 | (1,100円引き)8,800円 × 12 = 105,600円 |
| 成婚料(結婚が決まって退会するとき) | 0円 | 0円 |
| 1年総額 | 125,400円 | 112,200円 |
このサービスの割引(U28割など)は月1,100円引きで申請制です。1年活動すると通常125,400円のところ、28歳以下なら112,200円と、およそ1万3千円ほど下がる計算です。成婚料が0円のプランなので、結婚が決まっても追加の大きな支払いは発生しません。ただし料金体系や割引条件は各社で大きく異なります。初期費用・月会費・成婚料の合計で総額が数十万円変わるため、複数社を横に並べて確認するのが安全です。料金の全体像はオンライン結婚相談所の比較記事で1年総額まで並べています。
早く決めるかどうかの判断フロー
ここまでの整理を、条件から結論に落とせる形にまとめます。上から順に見て、当てはまる結論を採用してください。
- お金の価値観・もめ方・将来像の3点が確認できている → 年齢が20代でも、決める判断材料は揃っている。周囲の平均に合わせて待つ必要はない
- 3点のうち一部が未確認だが交際は続いている → 結婚の可否ではなく、未確認の項目を交際中に埋めることを優先する。期間を延ばすこと自体が目的ではない
- 相手はいないが早く結婚したい → 出会いの数を増やす手段(相談所・アプリ)を検討する。20代は割引が使えることがあり費用面の不利は小さい
- 周囲や親に急かされて焦っている → 急かしは判断材料ではない。上の3点が埋まっているかだけで判断する
20代の結婚で後悔につながりやすいのは「年齢が若かったこと」ではなく、「確認すべきことを確認しないまま勢いで決めたこと」です。逆に準備が整っているなら、早く決めることは時間という資産を二人で長く使えるという意味で得にもなり得ます。
よくある質問
20代で結婚するのは平均より早くて損ですか。
2025年の平均初婚年齢は夫31.0歳・妻29.7歳(厚生労働省)で、20代の結婚は平均より早い側に入ります。ただし平均は晩婚化した人を含めて押し上げられた数字なので、平均より早いこと自体が損を意味するわけではありません。損得を分けるのは年齢より準備の度合いです。
付き合ってから何年で結婚するのが正解ですか。
期間の長さに一律の正解はありません。お金の価値観、もめたときの解決の仕方、家族・将来像の一致という3点が交際中に確認できているかが目安になります。1年でも確認できていれば拙速とは言えず、3年でも未確認なら安心はできません。
20代だと結婚相談所の費用は高いですか。
むしろ28歳以下向けの割引を用意しているサービスがあり、若い世代は費用面で有利になることがあります。例では割引適用で1年総額が通常より約1万3千円下がりました(2026年9月時点・公式サイト確認)。金額は各社で大きく違うため、複数社の総額を比べて選ぶのが安全です。
収入がまだ低い20代でも結婚して大丈夫ですか。
現在の収入額そのものより、二人で家計をどう組み立てるかの合意が取れているかが重要です。共働きを続けるか、大きな支出をどう相談するかなど、お金の価値観をすり合わせておくと、収入が伸びる前でも家計は回りやすくなります。
親や周囲に「早すぎる」と言われますが、待つべきですか。
周囲の意見は判断材料としては弱いものです。判断すべきは本人たちの準備が整っているかどうかで、確認すべき3点が埋まっているなら、平均や周囲に合わせて待つ必要はありません。
相手がいない状態から20代で結婚したい場合、何から始めればよいですか。
まず出会いの数を増やす手段を検討します。結婚を前提にした相手を探すなら結婚相談所やマッチングサービスが選択肢で、20代は割引が使えることがあります。費用と会員数の全体像を比べたうえで、自分の予算に合うものを選ぶとよいでしょう。
参考・出典
- 厚生労働省「令和7(2025)年 人口動態統計月報年計(概数)の概況」 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai25/dl/gaikyouR7.pdf
- 消費者庁「特定商取引法ガイド(特定継続的役務提供)」 https://www.no-trouble.caa.go.jp/what/continuousservices/
- スマリッジ 公式料金ページ https://s-marriage.jp/price/
- 株式会社IBJ プレスリリース(2026-06-02) https://www.ibjapan.jp/information/2026/06/02-4.html
